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コンセント位置で失敗しないポイント4選!部屋別オススメ紹介

注文住宅で多岐に渡る打ち合わせをしますが、重要なのがコンセントの打合せです。生活の利便性にも関わるコンセント計画はしっかり考えておかないといけません。

でも皆さんの中でこんなお悩みを持っている方はいませんか?

・コンセントの付ける場所がわからなくて困っている

・どの程度の高さにするとちょうど良いのかわからない

・そもそもどこにコンセントを付けるための考え方ってなに?

・足りているのか不安だな

・住んだ後にコンセントで悩みたくない

わたしも注文住宅でコンセント計画には頭を悩ませました。なぜなら、実際に住んでいないのにイメージをしながら計画をしなければならないからです。

どのようにコンセント計画をしたら住んだ後も後悔しないのでしょうか?

結論として、コンセント計画は一か所3,000~5000円と安価ですので、間取りや使用したい家具などから想像しつつ、付けすぎなくらいに計画をするのがオススメです。

この記事では具体的にどこに設置をすればいいのか、そんな内容を詳しく解説をしていきます。

この記事を読むのにオススメな人

・コンセント計画で失敗したくない人

・納得のいくコンセントの打合せができるようになりたい人

・後々ここに付ければよかった、と後悔したくない人

・部屋別のコンセントのオススメを知りたい人

このような思いをお持ちの方はぜひ読み進めてみてくださいね。

もくじ
  1. コンセント計画を失敗しないポイント4選
  2. コンセントの位置オススメ(部屋別)
  3. コンセントの種類の注意点
  4. まとめ:注文住宅で失敗しないコンセント計画を

コンセント計画を失敗しないポイント4選

コンセント計画を失敗しないポイントには大きく4つあります。

  • ・家具や間取りの配置に合わせて設置
  • ・使用したい家電からコンセント計画
  • ・コンセントは一辺には計画を
  • ・コンセントは多めに設置するのが吉

詳しく説明をしていきます。

家具や間取りの配置にも注目

家具や間取りの配置に注目してコンセント計画をする必要があります。必要な場所にコンセントがないと不便が生じる場合が多いからです。

例えば、寝室のベッドの近くにコンセントがなかったら夜に携帯をすぐ近くに置くことが出来ず、チェックをしたいときに充電している場所まで歩いていかねばなりません。

もう一つ例を出します。リビングでくつろいでパソコンやソファーで携帯をいじっているときに充電をしたい場合コンセントが近くにないと不便ではないでしょうか。そんな感じにベッドの配置や自分の生活する間取りを想像しながらコンセント計画をすると将来不便を感じないコンセント計画となります。

家具の配置や間取りを意識したコンセント計画で、利便性の高く質の良い生活が手に入れることが可能ですよ。

使用したい家電からコンセント計画をする

使用したい家電からコンセント計画をするのも失敗しないポイントの一つです。キッチン周りについては電子レンジや、ケトルなど電力を多く使用するものが多くなります。ここに設置したいけど、電子レンジ用のコンセントがなかった場合、火災の原因になる可能性があります。

わたしが実際にあった事例です。アパートに住んでいるときにコンセントが足りずIHのコンセントを延長コードに接続し長期間使用をしていたら、延長コードが電力に耐えられずにコンセント部分が焦げてしまった事案がありました。

家電は正しく使用しないと、火災の原因になります。

キッチンの家電だけではなく、テレビなどもそうです。テレビ用のコンセントを設置しないとその部屋ではテレビを観られないので、きちんと計画をする必要があります。

以上のように家電をどの場所に使用したいか、を具体的に考えることがコンセント場所を計画するポイントの一つです。

コンセントは一辺には計画

次にコンセントは部屋の一辺には必ず計画することもポイントの1つです。部屋の間取りが決まっていない時に将来模様替えなどをする可能性もあります。その時に柔軟に対応できるよう、部屋の一辺にはコンセントを設置する必要性が出てくるのです。

出来れば部屋の間取りでどの場所にどの家具を設置するかまで考えておくとより細かなコンセント計画ができることは間違いありません。しかし、子ども部屋などは子どもが巣立った後には使用しなくなり、将来どう使用するか不確定な要素も多いです。

柔軟に対応できるように2〜3箇所にコンセントを計画することで、住みやすい間取りとなるでしょう。

コンセントは多めに計画するのが吉

コンセントは少し多いかなと思うくらいに計画しておくのがベストです。費用がそこまでかからないからです。

コンセントは後付けも可能ですが、費用が多くかかります。その反面、コンセントを最初から計画をすると、3,000~5,000円で済むのです。

最初から付けすぎなくらいに設置する方が初期費用は掛かりますが、住んだ後に困らない生活が手にすることが出来ますよ。

では具体的にどの部分にコンセントを設置するのがオススメなのでしょうか?

詳しく解説をしていきましょう。

コンセントの位置オススメ(部屋別)

部屋の場所ごとにコンセントの用途も変わるため、部屋別にコンセントの位置のオススメポイントを説明していきます。

玄関(飾り用・掃除用・充電用コンセント)

まず玄関周りについてです。

玄関周りで必要になるコンセントの主な代表が以下のようになります。

  • ・飾り用コンセント
  • ・掃除用
  • ・充電用コンセント

飾り用コンセント

クリスマスツリーやハロウィンの飾りつけなどを玄関周りにするご家庭も多いでしょう。飾りを楽しみたい方はぜひ飾り用のコンセントの設置を検討しましょう。

掃除用

玄関の廊下やを土間を掃除するときに掃除機やケルヒャーを使用することもあります。玄関廊下に一つと、シューズクロークなどの土間部分に一つコンセントを設置しておくと便利でしょう。

充電用コンセント

シューズクローク内にコンセントを設置しておくと、充電用の工具を充電したいときに便利ですし、電動自転車を充電する時にも使用可能です。

玄関の設置ポイント

・靴箱周りに飾り用コンセント

・玄関廊下にコンセント

・土間のシューズクローク内にコンセント

こんな感じに設置するといざ掃除や飾りつけなどで便利に使用できますよ。

コンセントの高さは一般的に25㎝が標準だと言われていますので、その高さで良いでしょう。

トイレ(ウオシュレット用コンセント)

トイレ内のコンセント使用目的は以下の通りです。

  • ・ウォシュレット用コンセント

ウォシュレット用コンセント

大体の方はウォシュレット用コンセントを設置します。そのコンセント位置のポイントとして、コンセント隠しとしてトイレの裏には設置しないことです。

トイレのメンテナンスや修理などでコンセントをトイレの裏に設置をすると、メンテナンス時に業者の方がやりにくいそうです。できれば、トイレ横にコンセントの設置をすると良いでしょう。

トイレの設置ポイント

・トイレの裏には隠さず、トイレの横に設置をする

それに伴い、そのウォシュレット用コンセントの余ったコンセントに

コンセント型の空気清浄機を設置しておくと、におい対策にもなりますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

キッチン周り(手元家電用・携帯充電用・家電用コンセント)

キッチン周りのコンセントのポイントとしては以下の通りです。

  • ・キッチン水回り周囲に一つ検討
  • ・家電用コンセントの検討
  • ・パントリー内にコンセントを

キッチン水回り周囲に一つ検討

キッチン周りで、カボチャスープやコーンスープをミキサーで使用することもあるでしょう。その時にコンロ周りかシンクの近くにコンセントを一つ置いておくと便利ですよ。

家電用コンセントの検討

カップボードの近くには家電用のコンセントを設置しておくと良いでしょう。

キッチン周りの家電は具体的にはこちらです。

  • ・電子レンジ・炊飯器・電子ケトル
  • ・トースター・コーヒーメーカー・ミキサー など

電力が必要となる電子レンジや電子ケトルは家電用コンセントに変更する必要性があります。どこに置くかなどを具体的に考えておくとよさそうです。

キッチンに立つと、携帯でクックパッドやインスタなどで調べ物をする場合もありますよね。そのシンク周りかカップボード周りのコンセントで携帯充電として使用も考えておくと便利ですよ。

パントリー内にコンセントを

パントリー内にコンセントの設置を検討することも必要です。家族が増えればパントリー内にセカンド冷蔵庫を設置する可能性だって将来的にあります。パントリー内の収納の高さに合わせてコンセントを設置すれば、その高さにコンセント付の家電を置くことだって可能です。

わたしの例ですが、パントリー内に電子レンジや炊飯器などを設置する予定で計画をしました。そして、今後セカンド冷蔵庫の設置も考え、パントリー内の高さ30㎝の場所にコンセントを設置しました。

キッチン周りの設置ポイント

・コンロかシンクの周りにコンセント

・家電をどこに置くかをイメージしながら計画を

・パントリー内でも家電や冷蔵庫などを計画するかの検討を

以上のことをキッチン周りで検討しておくと失敗は少なく済みますよ。

コンロかシンク周りにコンセント計画をする場合には

水がかからない場所火元の近い場所でないところがオススメです。

ダイニング周り(卓上コンセント)

ダイニング周りのコンセントのポイントは以下の通りです。

  • ・卓上コンセントがあるか
  • ・携帯やパソコンの充電用コンセントがあるか

卓上コンセントがあるか

ダイニングで家族や友人でたこ焼きパーティーや電子鍋を使用することも多いでしょう。その場合に、ダイニング周りにコンセントがあると便利ですよ。

携帯やパソコンの充電用コンセントがあるか

リビングの机で勉強をするお子さんも増えてきているので、ダイニング周りで携帯やタブレットの充電をしながら勉強をするのにも役立ちます。

ダイニング周りの設置ポイント

・ダイニング周りにコンセントがあるか

ダイニング周りにコンセントがない場合は床にコンセントを設置する、ダイニングに近い壁にコンセントを設置するなど工夫が必要です。

可能であれば、ダイニングの高さにコンセントがあるとより便利ですね。

参考にしてみてください。

リビング(テレビ周り・充電用コンセント)

リビングのポイントとしては以下の通りです。

  • ・テレビ周りのコンセントを充実させる
  • ・充電用のコンセントをどこにするか

テレビ周りのコンセントを充実させる

リビングではテレビを設置することが多いです。テレビ用のコンセントの他に、レコーダーやゲームなどの充電コンセントなどを用意する必要があります。

テレビの横に加湿器を設置する場合にはその分余裕をもってコンセント計画をする必要があります。

充電用のコンセントをどこにするか

ソファー周りやテーブル周りにもコンセントが必要です。テレビを観ながら、たこ焼き器を囲んだりする場合や、ソファーで携帯を見ながらゆっくり過ごす場合にはソファーやテレビ前のテーブル周りにコンセントを計画しましょう。

リビングの設置のポイント

・テレビ周りはブルーレイレコーダー・ハードディスク・ゲームなどの配線の個数を検討

・ソファーやテーブル周囲に携帯や簡易の卓上パーティを囲みたい場合を想定しコンセント計画を。

ダイニングだけでなく、リラックスする場面でもコンセントは必要ですので、ぜひ計画をしてみてください。

脱衣所(サーキュレーター・アイロン用コンセント)

脱衣所でのポイントは以下の通りです。

  • ・洗濯機のコンセント
  • ・サーキュレーターのコンセント
  • ・アイロン用コンセント

洗濯機のコンセント

洗濯機の種類にはドラム型と縦型の洗濯機があります。将来的に買い替える可能性なども考えますが、コンセントは洗濯機に被らないように下の方にコンセントを設置しないように注意しましょう。

わたしの家では1.35mの高さにコンセントを設置しました。

サーキュレーターのコンセント

脱衣所の近くにランドリールームを設置し部屋干しをする家庭も多くなってきました。サーキュレーターによって、換気が良くなりさらに乾くのでサーキュレーターを計画することも多いです。

サーキュレーターを利用する場合は直置きか、上に設置をするのか、ライトと一体型のものにするのかによって場所が変わります。

わたしは洗濯機の上に収納を設けたため、その高い場所(高さ1.9m)にサーキュレーターのコンセント計画をしました。

アイロン用コンセント

アイロンを脱衣所にて行う予定の方はアイロン用のコンセントもお忘れずに。アイロンをする場所や高さなどを考えておくと良いでしょう。立って行う場合は身長にもよりますが、高さは75~95㎝に計画すると腰の負担が少なく済みます。

アイロン台の下に収納を計画する場合には、収納とコンセントが被らないように収納のサイズなども検討をあらかじめしておくと収納の後ろに被らず使用できるので便利ですよ。

アイロン台高さにコンセントを設置するのも良いですし、アイロン以外でも使用を検討する場合は下に設置するのもオススメになります。

わたしはアイロンがけは普段あまり行わないのと、あらゆる場合でも使用をしたかったため、下に設置をすることに決めました。

脱衣所の設置ポイント

・洗濯機の高さに合わせて高めの位置に設置

・サーキュレーターは直置きor上に設置かによって位置を検討

・アイロンがけをする場所や収納の場所によって検討

忘れがちな部分であると思いますので、ぜひ検討をしてみると良いでしょう。

洗面所(ドライヤー・コテ用コンセント)

洗面所の検討ポイントは以下の通りです。

  • ドライヤーやコテ用のコンセント

ドライヤーやコテの使用にはコンセントが必要となります。コンセントの設置ポイントとしては、収納と干渉をしないように注意をすることです。

ドライヤーを使用中に収納を開けるとコンセントとぶつかって邪魔になってしまう可能性があります。現在ではコンセントが備え付けられている洗面所もありますが、ない場合はコンセントを洗面台の高さと同じくらいの場所に設置すると良いでしょう。

さらに考えるとするならば、利き手などから左右どちらにするか検討するとさらに使い勝手が良くなりますよ。日本では右側が多いです。

洗面所の設置ポイント

・ドライヤーやコテ用のコンセントは洗面台の高さに合わせて設置がオススメ

・左右どちらに設置するかも検討(一般的には右側が多い)

ドライヤーを刺す時に手元近くにコンセントがあると楽ですよ。あとは利き手などから右側にするか、左側にするかなどの検討もするとさらに使い勝手が良くなります。

収納(掃除・家電充電用コンセント)

収納内のポイントとしては掃除や家電の充電用コンセントを設置することです。

充電用の掃除機や家電などを充電するコンセントを設置しておくことをオススメします。収納内に掃除機などを隠すことで、LDKが散らかりにくいので見た目も良いですよ。

Wi-Fiなどのルーターなどを繋げる際にも役立ちます。Wi-Fiの場合は高いところに設置をすると良いでしょう。

収納内の設置ポイント

・収納内にコンセントを一個設置しておくと充電用の家電を置くときに便利

・Wi-Fiなどのルーターを設置する場所の検討も忘れずに。

高いところでのコンセント計画がオススメです。

廊下(足元灯用コンセント)

廊下は足元灯用のコンセントを活用するのが良いでしょう。

夜トイレなどに起きるときに、暗い場合スイッチを探すのも大変です。そういう時に足元灯用のコンセントが効果を発揮します。廊下の真ん中に設置してあると、廊下の掃除などもしやすいので便利ですよ。

廊下の設置ポイント

・足元灯用のコンセントの設置を廊下の真ん中に設置を検討

足元の明かりがあるだけで少し安心しますので是非検討をしてみてください。

寝室・子ども部屋(充電用・テレビ用コンセント・勉強机用)

寝室でのポイントは以下の通りです。

  • ・充電用
  • ・テレビ用コンセント
  • ・勉強机周り
  • ・化粧台

充電用

ベッドサイドに携帯を充電をしながらゆったりを過ごす方もいます。ベッドの頭側にコンセントがあると便利ですよ。ベッドの配置などもあらかじめ計画できるとより良いコンセント計画が出来ますね。

あらかじめベッドの高さに合わせて高めにコンセント計画をする方もいます。メリットは刺しやすいことですが、模様替えなどでベッドがその場所になくなった時に使用しにくいのがデメリットです。

高い位置にあることでコンセントが垂れ下がってしまうのを気にされる方もいます。良し悪しありますのでよく吟味されると良いでしょう。

テレビ用コンセント

テレビを観る場合はテレビ用のコンセントにしなければなりません。テレビを設置する可能性のある寝室や子ども部屋ではあらかじめ計画をしておくことをオススメします。

勉強机周り

机の周りで携帯やタブレットなどの充電、照明の設置などで使用をします。机をどこに設置するかなどの検討も必要です。

化粧台

化粧台の設置をする場合には照明が必要です。化粧台をどの場所に設置したいかによって場所を検討しましょう。コンセント位置は低い位置で大丈夫ですよ。

ブラケットライトなどでオシャレに使用する方はコンセント計画はしなくて大丈夫です。

寝室・子ども部屋の設置ポイント

・ベッドの頭側にコンセント計画が出来ているか

・テレビを観る可能性がある場合はテレビ用コンセントを

・勉強机周囲に携帯やタブレット充電や照明のためのコンセント計画を

・化粧台を計画する場合にも照明計画を。照明計画をあらかじめ行っている方は必要ないです。

ベッド周りでの携帯充電が使用頻度が高いですので、ベッドの配置などは良く検討されても良いでしょう。

バルコニー(バルコニーでBBQをする場合)

バルコニーでのポイントとしては以下の通りです。

  • ・バーベキューでの家電使用時
  • ・携帯充電用

バーベキューでの家電使用時

バーベキューでの家電使用時に使います。どの場所で使用するかわからない場合は真ん中に設置をしましょう。

わたしはバルコニーの入り口に近い真ん中の壁に設置を行いました。

携帯充電用

バルコニーでリラックスをする場合もありますよね。パソコンや携帯充電用にコンセントがあると便利ですよ。

バルコニーの設置ポイント

・バーベキューでの使用を考え、バルコニーの真ん中の設置を検討

・バルコニー内に一個あれば、携帯用充電も可能

屋外(外でのBBQ用コンセントなどその他)

屋外用のコンセントでのポイントは以下の通りです。

  • ・将来電気自動車用(EV用)
  • ・バーベキュー用・照明用・携帯充電用
  • ・ケルヒャーなどの屋外掃除用
  • ・イルミネーション用

電気自動車用(EV用)

電気自動車用のコンセントとして、外にコンセントを設置するのも良いでしょう。しかし、後から電動自動車用のコンセントにする場合は屋外用コンセントが二口あったとしても電気自動車用としてだけの使用になるようです。

電気自動車を今後検討する場合は、屋外用コンセントと電気自動車用コンセントの二つの用意が必要なので注意しましょう。

バーベキュー・照明用・携帯充電用

バーベキューで料理にコンセントを使用する場合や夜に行う場合には照明なども必要となってきます。バーベキューをするウッドデッキやタイルデッキ、芝生など利用予定の近くに設置を検討すると良いでしょう。

ケルヒャーなどの屋外掃除・DIYの電動工具用

ケルヒャーなどの屋外掃除用や外でDIYなどの作業をする場合には電動工具用のコンセントが必要です。バーベキュー用のコンセントと併用で良いでしょう。

イルミネーション用

冬などのクリスマスシーズンや夜暗いからイルミネーションでカバーをする家もあります。ソーラーのものもあるので、代用は可能ですが、イルミネーションを楽しみたい方はぜひ検討をしてみて下さい。これもバーベキュー用のコンセントと併用で良いでしょう。

また設置場所ですが、家の外観にかかわる場所ですので、正面よりも横に設置をオススメします。目立たなくて良いですよ。

屋外の設置ポイント

・屋外に一個は設置検討しても利便性は良い

・電気自動車用のコンセントの場合は普通の屋外用コンセントの使用が出来なくなるので注意

・電気自動車を乗る場合は二つコンセントを設置検討

・外観にも関わるため、家の正面よりも横に設置をオススメ

コンセントの種類の注意点

コンセントの種類にも様々あります。後から設置を考えると不便になることも考えられますので、今のうちから考えておきましょう。

家電用のコンセントは火災も考えよく検討

キッチン周りの家電用のコンセントは先ほどもお話をしましたが、正しく使用しないと火災の原因になります。

わたしもアパートでIHの電圧と延長コードの対応できる電圧をしっかり把握せずに使用しており、コンセントを焦がしてしまった経緯がありました。一歩間違えれば火災になっていたかもしれません。

コンセントが焦げてしまった場所

家電をどの場所に置くか、特に電圧の高い電子レンジや電子ケトルなどは家電用のコンセントに変更しておくことをオススメします。

せっかく新築で家を建てたのに火災になってしまっては元も子もないですからね。

テレビを計画する部屋はテレビ用コンセント一択

テレビをどの部屋で見るか、と言った問題ですが、リビングは必ずテレビを使用するはずです。寝室や子ども部屋はどうでしょう?

子どもの部屋でもテレビを観る想定なのかどうかによっても変わってきます。

しかし、子ども部屋は今後巣立っていった後、どのように使用したいかなども検討する必要があるでしょう。

わたしは子ども部屋もテレビを観れる想定でテレビ用コンセントを設置検討しました。

コンセントは壁紙に合わせた計画を

コンセントは壁紙にも合わせた計画をすることをオススメします。壁紙が白以外の場合コンセントの存在が目立つ場合があります。

例えば、画像のように壁紙が黒を基調とした壁紙だとしましょう。そこに、白のコンセントを設置したとしたら、せっかくオシャレにした壁紙もコンセントの色でコンセントが悪目立ちする可能性があります。

わたしも壁紙を柄物にした場所にコンセントの色を指定せず目立ってしまう場所が一か所あり今でも後悔です。

コンセントの色には白以外にもベージュや紺色など種類が選べることが多いので、壁紙の色とマッチするコンセントの色を選ぶように注意してみてくださいね。

コンセントは横にもできる

コンセントは縦向きの方が大体多いですが、横向きでも対応可能です。横向きにするとコンセントの刺し方が横向きですが、高さは同じになります。

わたしはそういう設定が出来ると知らず、打ち合わせが終わってしまいました。ソファ設置予定の場所を横に設置していたらどうだったかと思う時もしばしばです。

リビングなどで横にした方が使いやすい場合もあるため、そういう設定も出来ることを覚えておきましょう。

まとめ:注文住宅で失敗しないコンセント計画を

注文住宅で失敗しないためのコンセントの位置について今回はお話ししました。

ポイントは4つあり

  • ・家具や間取りの配置に合わせて設置
  • ・使用したい家電からコンセント計画
  • ・コンセントは一辺には計画を
  • ・コンセントは多めに設置するのが吉

家具をどこに置くか、使用したいコンセントはなにか、を確認する必要があると考えます。

コンセントは部屋に2〜3つはあった方が不便でなくていいです。そして、後から付けることがないよう少し多いかな、というくらいにコンセントの計画をしておくとよいでしょう。

部屋別にコンセントのポイントもお伝えしました。

玄関では飾り用、掃除や充電用のコンセントを

キッチンでは家電に注目し、作業がしやすいコンセント計画を行い、パントリー内にもコンセントを設置すると良いとお伝えしました。

ダイニングでは机周りにたこ焼きパーティやお好み焼きなど調理家電が使えるように設置をしましょう。

リビングではゲームやレコーダーの配線をすっきりさせるためにテレビ周りにコンセントを充実させること、ソファ周りに家電や充電用にコンセントを設置することをオススメします。

脱衣所では、アイロン・洗濯機・サーキュレーター用のコンセントを、洗面所ではアイロン用のコンセントについて検討が必要です。

寝室や子ども部屋では、机での照明やベッド周りにコンセントを充実させることに着目してお伝えしました。

バルコニーや屋外用のコンセントでは、BBQ用やイルミネーション、EV車などの検討が必須です。

コンセントには家電やテレビの対応コンセントがあるので、あらかじめ検討をしましょう。

そして、壁紙の色に合わせてコンセントの色を変えたり、利便性に合わせてコンセントの縦横を決めたりする必要性もありそうです。

部屋別にコンセントのチェックポイントを書いてみたため、一つ一つ丁寧に検討すると家づくりで失敗しにくくなりますよ。

参考になれば嬉しいです。

参考文献: 公益社団法人全関東電気工事協会 コンセントの設置位置と高さゾーン

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うなぎ
新築注文住宅をお考えの方に家つくりで後悔しない家づくりをするためのノウハウを自身の経験をもとに発信していきます。そのほか2人の娘の母のため、妊娠出産、資産形成、節約などについても経験がありますので発信をしていきます。