わたしたちの日常では欠かせないものの一つが洗濯機です。もし、洗濯機が壊れたり、洗濯機の調子が悪いときには購入をしなければなりません。新築で家を建てた方や子育て世帯の方は心機一転、洗濯機を新調する方も多いでしょう。
洗濯機の購入を検討している皆さんでこんな疑問を持った方はいませんか?
・縦型とドラム式の洗濯機の違いが分からない
・自分に合った洗濯機がどれかわからない
・ぶっちゃけどっちの方がいいの?
・予算のことも考えて購入したいけどいくらくらいなの?
わたしも洗濯機が壊れてしまった時には、縦型とドラム式の洗濯機
どっちにした方が良いのか悩みました。
縦型とドラム式洗濯機の違いは、以下の通りです。
- ・縦型洗濯機の方が洗浄力が高い
- ・ドラム式洗濯機は乾燥機能が付いている
- ・ドラム式洗濯機は節水・節電に向いている
- ・ドラム式洗濯機より縦型洗濯機の方が価格は安い
この記事では縦型洗濯機とドラム型洗濯機の違いについての説明、選ぶためのポイント、どういう人はオススメか、最後にオススメ商品の紹介をしていきます。
・新しく洗濯機を購入検討中の方
・縦型とドラム式の洗濯機の違いが知りたい人
・縦型とドラム式の洗濯機どちらにしようか迷っている人
・楽な洗濯機がどっちか知りたい人
・予算内で洗濯機の購入をしたい人
どういったことを重視して洗濯機を買うのかによって、購入したい洗濯機の種類が変わります。自分のライフスタイルに合った洗濯機を選ぶことで、生活の質が向上すること間違いなしです。
それでは洗濯機それぞれの違いについて解説をしていきましょう。
\お買い物をお得にしたいなら/
縦型とドラム式洗濯機って違いは何?
縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違いとは何でしょうか?大きく分けて以下の4つに分けられています。
- ・洗浄力の違い
- ・乾燥機能の違い
- ・節水力・使用電力の違い
- ・価格の違い
この4つを比較をしながら解説しますので参考にしてみてください。Panasonicの縦型洗濯機とドラム式洗濯機の性能をそれぞれ比較しました。他社の製品でも同じような結果でしたので参考になると嬉しいです。
縦型vsドラム式洗濯機:洗浄力の違い
洗浄力の違いについて表に示しました。
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
洗濯の方法 | 上下・内外洗いと言った かくはん水流でのもみ洗い | たたき洗いともみ洗いの組み合わせ |
洗浄力の違い | こすり洗いのため、洗浄力は高い | 少ない水量で優しく洗うため、縦型洗濯機よりは洗浄力低い(洗浄機能はしっかりある) |
デメリット | 衣類の絡みや痛みがドラム式より大きい | 色移りや黒ずみが目立つこともある |
縦型洗濯機の洗浄力
縦型洗濯機の方は水と洗濯洗剤をしっかり混ぜ合わせ、衣類全体にまんべんなく洗剤を浸透することが可能です。衣類同士のこすり洗いが主な洗い方のため、頑固な汚れや皮脂汚れなども落とすことが出来ます。その反面、衣類の絡みや痛みが大きいのも特徴です。
ドラム式洗濯機の洗浄力
ドラム式洗濯機は、もみ洗いとたたき洗いの組み合わせを採用しています。ドラムが斜めなので、少ない水量で優しく洗濯可能です。そのため、縦型洗濯機よりも洗浄力としては低くなります。色移りや黒ずみが目立つこともあるため、衣類を分けて洗うなど配慮をしましょう。

洗浄力としては縦型洗濯機の方が高いです。しかし、衣類を優しく洗い上げるのはドラム式洗濯機との調べとなりました。メリットがあれば、デメリットもありますので、どちらも吟味したうえで選択する必要がありそうです。
縦型vsドラム式洗濯機:乾燥機能の違い
縦型とドラム式での乾燥方法について種類を表にまとめてみました。
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
乾燥方法 | 槽・風乾燥 ヒーター乾燥 | ヒートポンプ式乾燥 ヒーター乾燥 |
縦型洗濯機の乾燥機能
縦型洗濯機では槽・風乾燥で風を送っての乾燥になります。
その他はヒーター乾燥になりますが、冷却水で、湿気を含んだ温風を除湿し、乾燥の際に発生する水蒸気を水に戻して機外に排出して乾燥します。
デメリットとして衣類の痛みや縮みが起きやすいです。洗濯槽内は暑いため、乾燥途中で取り出すことが難しく、乾燥時に冷却水を使用するため水道代も上がります。ヒーターで温度を上げるので、電気代が高いのも特徴です。
ドラム式洗濯機の乾燥機能
ドラム式洗濯機ではヒートポンプ式乾燥と言い、湿気を含んだ空気を除湿し、機外に排水し、乾いた温風で衣類を乾燥するため早く乾燥可能です。衣類の痛みや縮みなども抑えられるため、衣類に優しい乾燥の仕方になります。
ヒーター乾燥もありますが、それは縦型洗濯機の時の同様の説明です。
ヒートポンプ式乾燥ではヒーター乾燥の時の冷却水は不要なため、水道代も安く済みます。

縦型洗濯機とドラム式洗濯機の乾燥機能としては、ヒートポンプ式乾燥を取り入れているドラム式洗濯機の乾燥機能の方が衣類にも優しく、光熱費も安くなるため良いと言えるでしょう。
縦型vsドラム式洗濯機:使用水量・消費電力の違い
次は縦型洗濯機とドラム式洗濯機の使用水量・消費電力の違いについてです。
この写真は12Lでの同じ容量の縦型とドラム式洗濯機を比較したものです。
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
使用する水の量 | 139L | 83L |
消費する電力量 | 415W | 270W |
PanasonicのHPから比較をしますが、表のように使用する水の量、消費する電力の量どちらを比較しても、ドラム式洗濯機の方が安く済むことが分かります。他社のHPの製品比較でも同じことが言えました。

購入後の水道代や電気代を安く済ませたい方はドラム式洗濯機を選択すると良いでしょう。
縦型vsドラム式洗濯機:価格の違い


縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
価格の違い | 203,940円 | 328,680円 |
これは上の写真のPanasonic容量12Lの洗濯機で縦型・ドラム式の商品をオンライン価格にて比較したものです。
これを見ますと、縦型洗濯機よりドラム式洗濯機の方が12万程度高いです。
今まで、洗浄力や乾燥機能、節水機能や節電機能を比較してきましたが、ドラム式洗濯機の方が衣類や光熱費にとっては良い洗濯機であることが分かります。

それ故に、もともとの購入価格が高いのが現状です。
縦型とドラム式洗濯機、選ぶポイント5つ
これまで縦型とドラム式の洗濯機を細かく比較してきました。縦型とドラム式どちらが良いか決まってきましたか?
決めかねる方に向けて、選ぶためのライフスタイルから考えるポイント5つを説明していきます。自分の生活スタイルに合っているのかどうか確認をしてみると良いでしょう。
洗濯の回数は少ない?or多い?

洗濯物が多いか少ないかによって洗濯物を回す回数が変動します。1人暮らしであれば、洗濯を回す回数は毎日でなくても、2~3日に一回でも大丈夫です。
子どもがいて、洗濯物の量が多く洗濯の回数が多いのであれば、光熱費がかかりにくいドラム式を選ぶのが良いでしょう。
量が少ない1~2人暮らしの方であれば、縦型洗濯機を選んでも大丈夫でしょう。
洗濯後は干す?or乾燥?
洗濯後は干してからしまいたいのか、乾燥まで済ませてそのまま畳んでしまいたいのかによってもどちらを選択するかが決まります。

天日干しをしたい方は縦型洗濯機、ドラム式洗濯機どちらでも大丈夫でしょう。乾燥をしたい場合は縦型洗濯機には乾燥機能が備わっていないことが多いので、ドラム式洗濯機を選ぶことをオススメします。
梅雨の時期や冬時期に洗濯物が乾かなくて困る場合にもドラム式洗濯機は効果的です。時期に合わせた使い方を選びたい方はドラム型洗濯機を選ぶとどの時期でも困らないでしょう。
世帯人数や生活スタイル

世帯人数が多い場合や子どもが多い場合は光熱費なども考え、ドラム式洗濯機を選ぶと良いでしょう。子どもは汗っかきで着替えをすることが多いので、洗濯する洋服も増えます。光熱費など年々上がっていますので、回数が多い場合にはドラム式を選択するのがオススメです。
仕事柄泥汚れが多かったり、部活動などで汚れることが多かったりする場合には洗浄力の高い縦型洗濯機を選択しても良いでしょう。
洗浄力よりも衣類を優しく洗いたい方はドラム式洗濯機を選ぶと良いでしょう。
設置場所の範囲は広い?or狭い?

設置場所の前側が広いのか、狭いのかによって検討をしましょう。縦型洗濯機では上側が開き洗濯物を入れる形になります。ドラム式洗濯機では前側にドアが開くので、通路側がふさがります。通路が狭くならないような場所に設置をする必要があります。
もし注文住宅で間取り打ち合わせ中でドラム式洗濯機の使用を検討中の方は、通路側を余裕を持って設計を行うと良いでしょう。
予算はどの程度?

予算はどの程度を検討していますか?基本的に縦型洗濯機は10Lの容量であれば、5万程度から購入が可能です。
一方ドラム式洗濯機では10万以上の値段が基本価格になります。
予算を多く見積もっている場合にはドラム式洗濯機を、洗濯機は少ない予算で検討をしている方は縦型洗濯機を選択しましょう。
初期費用が高くても日々の光熱費が安くなることを希望しているのであれば、ドラム式洗濯機を選ぶと良いですよ。
縦型洗濯機のオススメ商品5選
縦型洗濯機のオススメを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 6㎏

立体水流でしっかり衣類の汚れを落とします。一回に使用する水量が92Lと節水にもなります。コンパクト設計のため、アパートの設置も不安ありません。1人暮らしの方にお勧めです。部屋干し機能付きなのでしっかり水分を飛ばしてくれますよ。
MAXZEN 全自動洗濯機 7㎏

容量は7㎏なので1~3人暮らしの方にオススメ。価格も良心的ですよ。洗濯の予約も可能のため、自分の生活スタイルに合わせて洗濯可能。風乾燥もついているので部屋干しの時に役立ちますよ。チャイルドロック付きのため、万が一お子さんが触ってしまっても安心です。
アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 10㎏
設置費込みで5万以内で洗濯機の購入が可能。部屋干しモードなども可能なため、一人暮らしの方にもおすすめ。10㎏と大容量のため、一人暮らしであれば2~3日まとめ洗いも可能。子育て世帯の方でも容量に困ることは少ないでしょう。
アイリスオーヤマ 洗剤自動投入あり家事時短
洗剤の自動投入機能付きのため、一回洗剤を入れてしまえば毎日洗剤を投入する手間が省ます。全自動洗濯機のため、水洗いから脱水まで一気に完了します。
Panasonic 全自動型洗濯機 8㎏ 自動投入 スマホで楽ちん
洗剤の自動投入型であれば、毎回洗剤を投入する必要なし!スマホで離れた場所からも洗濯を操作・予約ができ、運転状況の確認も可能!泡での洗浄のため、洗浄力は抜群ですよ。
ドラム式洗濯機のオススメ5選
アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機8㎏
乾燥機能付きのドラム型洗濯機です。温水洗浄でさらに汚れ落ちUP間違いなしです。チャイルドロック付きなので小さいお子さんがいても安心です。
ニトリ 12㎏ ドラム式洗濯乾燥機
コンパクトなので、マンションタイプの家でも設置しやすいのが特徴です。自動洗浄機能が付いているのでお手入れの手間が省けます。コースも豊富に選べるため自分に合った洗濯方法を選べます。
TOSHIBA ドラム式洗濯機 12㎏ ZABOON
衣類に細かな泡が入り込むため汚れが落ちやすいのが特徴です。衣類の黄ばみも少なく、抗菌もしてくれるので部屋干し臭に悩むことも少ないでしょう。ヒートポンプ式乾燥が付いているため、節電にもなりますよ。洗剤の自動導入機能付きなので毎日が快適です。
SHARP ドラム式洗濯機 10㎏ ヒーター乾燥搭載
細かい水滴にして高圧洗浄をするため、繊維に絡まった汚れも落ちる構造となっています。ヒーターセンサー付き乾燥で、乾いていないところがあると効率よく乾燥してくれる機能付きです。洗濯槽やダクトなども自動洗浄機能があるためお手入れいらずでしょう。
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 12㎏ ヒートポンプ付き

汚れはがしコースでは予洗いなしでも汚れが落ちます。アプリで洗濯状況を把握できるので安心です。洗剤自動投入機能があるため毎日時短!ヒートポンプ式乾燥のため、節電にもなり、しっかり乾かしてくれます。もちろんカビ防止の洗濯槽の洗浄付きですよ。
まとめ:縦型vsドラム式洗濯機どちらを選ぶ?
縦型とドラム式洗濯機どちらを選ぶのかということをテーマに話していきましたが、どうでしたか?
洗浄力についてです。縦型洗濯機はもみ洗い、ドラム式洗濯機ではたたき洗いともみ洗いの組み合わせになります。洗浄力としては縦型洗濯機の方が高いが衣類を痛めやすいです。ドラム式洗濯機では衣類を優しく洗い上げるが、汚れ落ちは縦型より少ないとの結果になりました。
乾燥機能についての比較についてです。縦型洗濯機では槽・風乾燥で風を送っての乾燥になります。ヒーター乾燥が付いている洗濯機もありますが、付いていないことも多いので注意が必要です。ドラム式洗濯機ではヒートポンプ式乾燥とヒーター乾燥の両方ついていることが多く、ヒートポンプ式乾燥の方が節水にも繋がります。
節水や電気使用量などは圧倒的にドラム式洗濯機一択です。日々の水道代や光熱費などのランニングコストを減らしたい方はドラム式洗濯機を選ぶことをオススメします。
価格は圧倒的にドラム式洗濯機の方が高いです。ドラム式洗濯機では衣類を優しく洗濯し節水、節電にもなり機能性が高いのも事実になります。そのため、値段も高いので、初期費用を高くしても日々のランニングコストを減らしたいか、衣類を優しく洗いたいかなどの自分の中での基準を明確にすると良いでしょう。
この違いを踏まえたうえでどういった人が縦型orドラム式洗濯機を選ぶべきなのでしょうか?
洗濯回数が少ない家庭や一人暮らしの方は縦型洗濯機でもドラム型洗濯機でもOKです。洗濯回数が多い家族ではドラム式洗濯機をオススメします。
天日干しをしたい方や干したい方は縦型洗濯機を、乾燥まで付けたい方はドラム式洗濯機がオススメですよ。時期によっても乾燥を使用したい方はドラム式洗濯機を選ぶのが間違いないでしょう。
縦型洗濯機は洗浄力が高いため、汚れが多い仕事をする方や子どもが良く洋服を汚しやすい人などにオススメです。逆に汚れたとしても衣類を優しく洗いたい方はドラム式洗濯機を選択しましょう。
設置場所にも注意をする必要があります。ドラム式洗濯機ではドアが前側に開くため、通路を狭めてしまう恐れがあるため注意しましょう。その点縦型洗濯機では上に棚を置きたい場合に衣類を入れるフタが開くかどうかを想定しながら棚を設置した方がよさそうです。
予算はドラム式洗濯機の方が圧倒的に高いのが現状ですから予算と相談しながら検討をしましょう。
オススメ洗濯機を縦型・ドラム式洗濯機5つずつ紹介をしました。是非検討してみてくださいね。
わからないことがあればぜひコメント、お問い合わせフォームから連絡いただけるとありがたいです。
\お買い物をお得にしたいなら/